MovableType(通称MT)生誕5周年

本日10月8日は、Movable Typeが世に出てちょうど5年。記念すべき区切りの日になります

現在、このサイトでも中核のシステムとして大いに稼動しているMTが、5周年を迎えたとのこと。MTを触れ始めたばかりの自分としては、この5年という言葉に重みを感じてしまいます。

Webサイトの作成に取り組んでからは、先ずはタグの理解と手打ちの習得という事で、ツールを用いてのサイト作成なんて考えられませんでした。また、こういった「Blogシステム」を用いるのであれば、それなりの情報量やコンテンツ。それからサイトを構築する技術全般の習得があってこそなのではないか?と思い、ひたすら目を背けていたように思えます。なので、MTの存在を知ってはいても、ローカルで同様の環境を構築出来るようになるまでは無理だろうなぁ・・・と。

そうやって数年、Blogの普及やMTを含むCMSの流れを横目に見つつ過してきて、ようやく自身の手で管理出来る自信がついた時に選んだのがMovabletypeでした。
実際扱ってみて先ず思ったのは、これはなんて完成されたものなんだろう、と感心した点です。もちろん、Webに対しての知識は必要ではあるのですが、ファイルの取扱いとパーミッションさえ気に留めれば、サーバーに上げてBlogとして公開する事は出来てしまいます。デフォルトの状態でも立派に「Blog」であり、「Webサイト」です。この中身を目の当たりにした時に「自分はなんて遠回り」していたんだろう、などと悔しがったものです。

また、このサイトをMovabletypeで作るにあたってはもうひとつ理由があり、作成の契機となったとあるBlogの記事・BlogがMTで出来ている事でした。その記事にはトラックバックやコメントはひとつもなく、サイト自体もいってしまえば簡素な作りで、特に訪問を呼び込んでいる雰囲気もなく、どちらかというとネットの片隅にひっそりと佇んでいる感じでした。
しかし、私にとってはそのエントリーがなければ現状には至っていない程の重要なエントリーであり、その情報を公開している事に深く感謝したものです。
なので、誰にも読まれない可能性は過分に含んでいるとしても、ひょっとしたら自分のエントリーに含む情報が、ネットの漂流者に出会う事があるかもしれないし、そうであれば嬉しいなぁ、という思いから公開に踏み切る事にしました。

深く掘り下げて行けば、MTにも難しいところはたくさんあるし、理解出来ない部分も多々あります。でも、自由度は高いし何も「Blogとして構築すること」に拘らず作成出来るところがとても面白いです。
MT自体は、言ってみればページジェネレーターみたいなものなので、システマチカルな部分を取り除いてしまえば、全てを静的なコンテンツとして作成出来るツールとしての利用法も考えられますし。

これからの発展も楽しみなMTなのです。

▲ to Top

トラックバック(0)

▲ to Top