Thunderbirdを利用して返信する際、その引用文のヘッダーは通常、
「~~~さんは書きました:」
みたいになります。
これを「you wrote:」みたいに変更して、それっぽいヘッダーに変えてみようと思います。
Outlook Expressのような形にも変更出来るExtensionがあったので、それも併せてご紹介。
ちなみに、私が利用してるのはPortable版です。
通常のインストール版でも出来るかと思いますが試してないです。
Extensionの導入
■Premier's Page (保存版)
上記より「Thunderbird Reset Quote Header 日本語版」をDLしてインストールします。
※もともとの配布サイトは閉鎖されてます。有志の方による保全です。
3種類あって、恐らく一番下のを導入すると早いかと思うのですが、ここでは一番上で。
- ResetQuoteHeader_0.4.3+_ja.xpi←これ使ってみました
- ResetQuoteHeader-0.4.3+_mod_ja.xpi
- ResetQuoteHeader_0.4.3+_ja_for2.0.xpi
で、導入してみたのですが引用ヘッダーが切り替わりません。ショボーン
なので引続き以下の作業に。
user.jsの導入
以下のように内容を記述した「user.js」ファイルを作成して、ThunderbirdPortable\Data\profile の中に保存します。
user_pref("mailnews.reply_header_authorwrote", "you wrote");
user_pref("mailnews.reply_header_locale", "ja-JP");
user_pref("mailnews.reply_header_ondate", "on %s");
user_pref("mailnews.reply_header_separator", ",");
user_pref("mailnews.reply_header_type", 3);
テキスト用ヘッダーテンプレートの追加
以下の内容をテキストファイルを作成して、quoteheader.txt みたいなファイル名にして適当な場所に保存します。
ThunderbirdPortableの中ならどこでもOK牧場です。自身の判り易い箇所に。
----- Original Message -----
<!--@D@-->Date: @D@<!--@D@-->(JST)
<!--@A@-->From: @A@<!--@A@-->
<!--@R@-->To: @R@<!--@R@-->
<!--@C@-->CC: @C@<!--@C@-->
<!--@S@-->Subject: @S@<!--@S@-->
Thunderbird Reset Quote Header の設定を開いて、上で保存したファイルをテンプレートファイルとして指定します。
Thunderbird 再起動
TBを再起動して、届いたメールを選択して Ctrl+R してみます。
ヘッダーが変更されて終了。
ちなみに、メニューの「ファイル⇒再起動」で行けますが、「Restart Thunderbird」というExtensionを導入すると、再起動ボタンを追加出来ます。
こちらも TB Reset Quote Header と同じ場所で配布されてます。
Extension一覧画面にもボタンが追加されます。
Outlook Expressみたいな形式
以下みたいな形式ですね。
---- Original message -----
From: accountname@hogencho.net
To: accountname@hogencho.net
Subject: mailtitle
Date: 05/24/2008
上の方法では user.js の導入が必要だったりしますが、以下のExtensionを導入すると簡単変更です。
■Changequote
導入後は、設定を開いて「Extended reply header」にチェックマーク入れるとOKです。
あとがき
返信ヘッダーの表記調整は user.js を書き換えて利用すると良いです。
「you wrote」を「%s wrote」にすると、送信相手の名前が挿入されます。
Thunderbird本体の利用してるバージョンは「2.0.0.12 (20080213)」です。
もう新しいのが出てるかな?
基本環境でも十分便利なThunderbirdですが、探ってみるとやっぱりお役立ちExtensionがありますね。
特に「再起動ボタン」は、別になくても良いんだけど、あれば異常にお役立ちです。感謝。