「キーワード」と「タグ」の使い道

KeywordsとTags「キーワード」と「タグ」の用途に未だ悩んでいる状態です。。。なので、Tagwire+mt-xsearch を用いて、キーワードでキーワード検索機能の実装から一歩進めないでいます。

キーワードとタグに関して述べてらっしゃるエントリーがありましたのでご紹介

キーワードとタグ(3) (オラオラ) [オラオラ]

こちらでは、双方同時実装についての方法も考察されてますので、同じようにマネして取り組む予定ではあります。

使って楽しいTagwire+mt-xsearch

今のところ、キーワード検索機能(Tagwire+mt-xsearch)には十分満足していて、自身のエントリー見直し等にとても活躍してます。というのも、キーワードを個々のエントリーに対して定義付ける瞬間は、自分があとでこのエントリーを探し出す時に、どういった言葉を用いておけばヒットするか?という「己観点」から付加しているからです。もちろん、サイトを見てくれる人に対しても「何か気になるキーワードが有ったらこちらからどうぞ」という観点からもこの機能は備えているので、それに対しても考慮しつつキーワード付加を行ってはいます。

しかし、それが実際訪問者の役に立っているのかどうかは不明(この辺はリサーチしないと判らないのは明白)。そんなことを考えてる間に、mod_writeでURL短縮にも成功出来てますます悩んでしまうワケですが。

カテゴリの代用品となり得る?

そこで、じゃー今現在フラフラと分類付けに悩んでいる「カテゴリー」の代わりにキーワードを用いるとかどうよ?

カテゴリーの分類って、自身にとってはちょっと難しかったりします。例えばこのエントリーは、見方によっては「MT忘備録」にも「WORDS」にも、双方に登録され得る可能性を持ってます。ここで単純に、Movabletypeに備わっている複数カテゴリ登録を行った場合どうなるか?
異なるカテゴリを開いた場合に、同様の記事が一番上に表示されて、ちょっと混乱を招く要素があるかな?って気がします。また、管理の面から言えば、複数別のカテゴリに登録する事で、ひとつのエントリーなのにまるでそれがふたつあるかのように、Movabletypeは振舞ってしまう件です。単純に言うと、2つのカテゴリーがあって、その2つのカテゴリー双方に属するエントリーを10個登録すると、サイト内の記事が20個あるかのように見えてしまうのですね。

このカテゴリー分類は、当初結構細かく分類していたのですが、上記の理由から削除や登録し直しを行って「大大分類」としてほんと大雑把に分ける過程で用いてます。妙にエントリー数が多いなぁ、って感じていたのはこのせいでした(汗

実際、複数登録を止めてからはコンテンツの明示がはっきり出来たのは気のせいじゃないはず。それでは「カテゴリ」って難しいし意味を持たせるの大変?

かというと、自分にとっては「Movabletypeが持つカテゴリ機能」を把握する意味で取り外せないし、役立ってます。カテゴリの代替としてキーワードも用いても良いけど、それではMovabletypeの挙動が把握出来なくなってしまうなーとか。また、キーワード検索にて出力されるのはその場で生成される動的ページなので、サーバーへの負荷等を考慮するとよろしくないかなぁ?って感じです。

それでは結局、キーワードとタグはどう位置付けるのか?

うーん。。。 それにしても、結局現在のキーワードの振る舞いは、タグと同様なので、同じ単語の登録になってしまったりとか、それではキーワードの意味ないじゃないって事になりそうで怖かったり。きっちり分けるのに早い方法としては、どちらかを2byte文字、1byte文字に分けることでしょか。他には

コトノハ - ○×ソーシャル

みたいにある文節、ちょっと見てみる?的な感覚としての飾りとして使うか。などでしょか。そしてそれをするには、サイトのコンテンツが貧弱ですよ、といった結論になるワケで。

タグもキーワードも、行き着き先が個別エントリーだとすると、持たせる機能は同じであっても、そこに辿り着くまでの過程を名分化する事で、差異を持たせる事は出来るかもしれませんが、その差異ってどうつけるの?ってなるわけです。

管理面から見るタグとキーワード

あとは管理の面から考えてみると、MT標準機能のタグは、その修正や削除をまとめて行う事が出来ます。この一括管理機能は便利ですね。今のところ、キーワード管理はそのプラグインの性質上、一括管理は出来ません。なので、変更したい時には、個別エントリー編集画面からひとつひとつ直接修正ってことになります。ただし、エントリーとキーワードの関連付けはそう変更されるものではないし、変更して流動的なものにする事もあまり考えられないので、特別問題にはなりません。しかし、ネイティブなタグ機能を管理画面で改めて触ってみると、管理上で登録されている数やエントリーをきちんと把握出来るのは良いものだと思いました。

入力補完としては、タグは今のところ1byteのみ対応で、キーワード入力は、カスタマイズによりマルチバイト対応が出来ます。タグの方もこのカスタマイズにより対応出来ると思いますが、キーワード入力欄にしか対応させた事がないので詳細は不明です。やってみるしかないです。とまぁ、管理面からばかりその有用性を考えてもしょうがないですね。いや、これからも続けていくに当って、考えておくことはもちろん大事ではあるのですが。

キーワード機能は失くしちゃうのが良いのか?

タグとキーワードの機能・方向性が見つけ出せないのであれば、それは同一の性質しか持たせる事が出来ないので、あっても無くても良いじゃない、というサミシイ結末になってしまいます。正に今の状況がそれなので笑えないのですが。 現在、ネイティブなタグ機能は

mt-keywords2tags/mt-cats2tags公開 - Ogawa::Memoranda

TagSupplementals Plugin公開 - Ogawa::Memoranda

の登場等で Tagwire→ネイティブタグ の流れが進んでるみたいです。

こうなってくると、のちに拡張されていくのはやはりタグ機能の方だろうか?と考えてしまいます。起り得る将来の”迷い”に対して備えなくては・・・。

では、タグ機能はすっかりタグに任せてしまって、キーワード機能は削るのかというと、自分としてはこの機能が面白いので無くしたくないわけです。せっかく考えていた事が出来たし。

それぞれの役割をどうするか?

キーワードを用いて何を表現するか? タグを用いて何を表現するか? ってことですね。そこで、サイト内とサイト外との関係を考えてみました。
  • キーワード・・・いわゆる検索単語を紹介する
  • タグ・・・サイト内の関連エントリーを紹介する
キーワードによって、そのエントリーがどんな単語をもとに生まれたのかを示します。なので、当然サイト内で用いられていないキーワードも登場するわけです。「今こんな言葉がありますよ~」って訪問者さんに教えるような感じ。

ここでどうして、わざわざ「教える」のかというと、それはこのサイトの運営方針からです。このサイトは、いわゆる「インターネットのライトユーザー」をターゲットにしてます。なので、例えば、あくまでライトな意味での例えですが「Movabletype」では意味が通じない場合でも、そのキーワードとして「Blog、ブログ」なんかを紹介しておくと、「ブログ+Movabletype」での検索に興味が湧いて、より良い情報や、判り易い情報に辿り着く事が出来るのではないかな?って事です。

このサイトでは、Movabletypeを検索してみても、それが何なのか?までを言及するには至りません。むしろ自分がMovabletypeについて書く、となると

「Movabletypeとは、CMSであり、ブログの管理をしたり、プラグインでその機能を拡張して便利に使う事が出来るWebツールです」

みたいなわけの判らない解説になってしまいます。これではあんまりですね。というかひどい。これはひどい。なので、サイト外が頼みとなってしまうのは非常に運営者として弱々しいことではあるのですが、そうやって「お報せ」として用いるのが良いのかな?って考えてます。

で、そこで「はてな」が登場するわけです。はてな では、その名の通りユーザーの「?」を解決してくれる情報がたくさん詰ってます。なので、ひとつの方法としては、キーワードの検索結果をはてなの検索結果にリンクしてしまう、という方法も考えられます。これだと「検索をする」という行動が簡略化出来ますね。
CMSってなぁに?
Flickrってなぁに?
といった情報に、早く正確に辿り着けるわけです。そんなものがあるんだーって見て貰えたら嬉しいですね。重ねてになってしまいますが、本当はそれに対して、自サイトできちんと言及するのが一番。だけど、それをするには自身の能力が不足なのです。ショボーン

一応の結論

というわけで、考えながら書く事でようやく自分なりの結論が出せました。
  • タグ・・・サイト内での関連するエントリーに辿り着いて欲しいもの
  • キーワード・・・インターネット上の、恐らくこのエントリーに対して興味が湧くであろう予測語

タグを用いる事で、サイト内では確実に、そのタグを用いられているエントリーに到達可能であるはずだし、キーワードを置いておけば、それがインターネット上に「タグを打ち込む」事になるんじゃないかな?って事です。これだと、キーワードは何の強制力も持たない事は言わずもがなとして、「こんなキーワードがあるので、もし興味が湧いたらどうぞ」って提示が出来ます。一方、タグはあくまで「サイト内ではそのタグに対して『これだけの情報しかありませんよ』」っていう統率力を備えますね。

利用者にその真意を伝えることは?

  • このサイトではキーワードは~です。
  • このサイトではタグは~です。
とか伝えるのは無理ですね。というか、利用者にとってそれは煩わしいだけでしょう。でも書いておく事は無意味ではないし、ひとつの方法ですね。このサイトでは例えば「About」のページに一文載せておくとか。でもそれってなんだか利用規約みたいで自分自身がいやだなぁと苦笑してしまいます。

なので結局、キーワード機能が今の段階では、このサイトにとって「素晴らしいプラグイン余剰機能」であり、使いこなせないもどかしさに歯がゆさを覚えるわけです。はてなみたいに膨大な情報を抱えてる場合は、大いに役立ちそうです。


いろいろ考えてはみましたが、キーワード機能とタグ機能。このふたつを同時実装して、使ってみたらまた別の考えとか浮かぶかもしれないので、先ずはそっちやってみよう、と思ったりしちゃったのでした。


がんばってみるのです><

2006/10/17 15:23:42:追記
読み易くなるかなー?と思って段落をh6で区切るようにしたら、変なとこで改行されるようになってしまった件・・・(。。|||)
なんかもう別のとこでつまづくとかさすが自分なのです。

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