■EC-CUBE‐日本発の「ECオープンソース」
coreserverに日本発のオープンソース・ショッピングカートCMSであるEC-CUBEをインストールしてみる事にしてみました。
EC-CUBEはもともと、株式会社ロックオンさんが開発していたCMSで、そこで長い期間培われた技術をオープンソースとして世界に送り出したすごいものです。
- オープンソースなので自由にカスタマイズ可能
- 最初っから携帯に対応してる
- ユーザー登録による会員機能。ポイント機能
- 受注情報や売上管理が可能
- メールマガジン配信機能装備
などなど。
GPLライセンスと商用ライセンスのデュアルライセンスで提供されてます。
インストール前の準備
公式サイトにて配布されてるパッケージを入手します。
解凍すると data と html のふたつのディレクトリが出て来ます。
html はフロント機能(ショッピングサイト)、data は管理系機能のファイルが収められてます。
htmlの内容をサイトのトップとしたいので、ちょこっとファイルを編集します。
htmlディレクトリの中にある define.php を開き、以下の2箇所を変更。
define("HTML2DATA_DIR", "/../data/");
define("DATA_DIR2HTML", "/../html/");
<変更後>
define("HTML2DATA_DIR", "/data/");
define("DATA_DIR2HTML", "/../");
次に、coreserverではphpはcgiとして稼動させるので以下をhtaccessファイルに追記。
AddHandler application/x-httpd-phpcgi .php
変更した後に、サイトのトップに当る public_html 以下に、htmlディレクトリの中身をアップ。
data ディレクトリはそのままディレクトリごとアップします。
ファイルの追加とインストール
admin ディレクトリ以下の全ディレクトリ内とdataディレクトリ内に、以下の内容を書いたphp.ini ファイルを設置します。
mbstring.language Japanese
output_handler mb_output_handler
mbstring.encoding_translation 1
magic_quotes_gpc = off
mbstring.internal_encoding UTF-8
upload_max_filesize 5M
AddHandler application/x-httpd-phpcgi .php
あとはinstallディレクトリにアクセスしてインストール。
インストール後は、installディレクトリは削除かリネームしておきます。
以上で終了。
あとがき
機能も豊富だし、一見して重そうな管理画面もいがいとさっくり動いてくれます。 おまけにこの機能の豊富さにはびつくり。 スタイルにこだわらなければ、インストール後はすぐに店舗として稼動出来る感じです。うーん。。。すごいヾ(´・ω・)ノ゙クルクル
メールの設定を変更
インストール後は、管理画面から入ったパラメータ設定内の「MAIL_BACKEND」をチェックして、「smtp」となってたら「mail」に変更しておきます。
※SMTPでは管理者への購入完了メールが配信されません。