新しくなった baserCMS 2.0.0 をcoreserverにインストールしてみた。

こんにちは。ボクです。
数ヶ月更新もなかった自分ですが、変わらず全力失踪中ですよ、と。
。。。。。(゜ロ゜)ギョエ
「全力疾走中」ですよっ!!!

さて、baserCMSの新管理システム搭載版であるVersion 2.0.0 が遂にリリースされました。
でっかい変更点はやはり、一新された管理システム。
画面全部、デザインがまるっと変わってますよ。まるっ!と。
他にもざっくり紹介すると。。。

  • よく使う項目機能・・・好きなメニューをサイドバーに自由に登録できる仕組み
  • 記事やページなどの一括処理機能・・・選択した記事とかをまとめて削除したり、非公開にしたりできる仕組み
  • 代理ログイン機能・・・管理者が別ユーザーとしてログインできる仕組み
  • テンプレートの拡張子変更・・・これまでの ctp から php の拡張子に変更
  • デバッグモード設定の移動・・・これまでの core.php から install.php に設定が移動
  • テーマの仕組み追加・・・テーマフック、テーマヘルパ、テーマbootstrap

などなど、利用ユーザーにとっても、制作者側にとっても多数の楽しい仕組みが追加されてます。

というワケで。。。coreserver での稼働テストやってみました。

ファイルのDL・アップロード

公式サイトからファイルをDLします。
他は、baserCMS は github にて公開・開発が進められているので、そっちからも落とすことができます。
プルダウンで選択できる branch を master に切り替えて [ZIP] ボタンからDLできますよ。

zip を解凍したらサーバにアップします。
新しくなったシステムがどんなものかwktkしつつアップしてるとあっちゅー間に終わります。

インストール開始前の準備

coreserver はセーフモードなので、その対策を行います。
トップにある .htaccess ファイルに以下を追記。

AddHandler application/x-httpd-phpcgi .php
mod_gzip_on Off

追記:2012/08/30
この作業は、ファイルをアップロードして baserCMS にアクセスする前に行ってください。
例えば、
■ ファイルアップ → baserCMS にアクセス → インストーラー動く → htaccess に追記 → 引き続きインストーラーを進める。。。の手順では失敗する可能性があります。

インストール作業開始

ファイルアップが完了したら、そのフォルダにアクセスします。
新しくなったインストール開始画面が出ましたー丶(・ω・)ノ

baserCMSのインストール1
STEP2は問題なさそうです。
そのままSTEP3に進んで、利用するDB選択を行います。
今回は手軽に試せる CSV を選択。

STEP4では管理者情報を登録します。
。。。以上でbaserCMSのインストール完了!簡単ですね(・∀・)

管理者ダッシュボード|baserCMS
インストール完了後、そのまま管理システム ダッシュボードにアクセスした画面。

画面右上にある「システムナビ」からは、baserCMS本体の管理・設定メニューに手軽にアクセスできます。
これめっちゃ便利です!

「よく使う項目」をクリックすると、画面左側にメニューが表示されます。 試しに追加してみるの巻。。。
  1. 画面右上にある「テーマ管理」をクリックして開きます。
  2. 「よく使う項目」をクリックして表示
  3. その中の「新規追加」をクリック
  4. 登録ウィンドウが出てくるので「保存」ボタンをポチッとな
  5. 「よく使う項目」内に「テーマ一覧」が追加
  6. 追加された「テーマ一覧」をクリック
  7. テーマ一覧画面が開く

頻繁に更新・編集するページや設定、ブログ記事なんかを登録しておくと、簡単にアクセスできてスーパー便利でございますヽ(≧ω≦)ノ

スマートURLをお試し

URLをスマートなものに変更してくれるスマートURLを試してみました。
「システム設定」にアクセスして「オプション」を展開。
「スマートURL」の項目を「ON」に切り替えて「更新」するだけ。

インストール紹介終了

ファイルをアップして、セーフモード(coreserver)特有の対処を行えば、あとは手順に沿って進めるだけで、簡単にインストールできました。
ページ編集やブログ記事更新とかも試してみたのですが、特別な問題もなく良好です。

なにより、新しくなった管理システムはとても扱いやすくなってますよ、とcatface

動作はOKなので他にやることは?

実運用を行うには、以下も見ておくと良いと思うので紹介しておきます。

お問合せ管理

■ システムナビ -> メールプラグイン -> メールフォーム基本設定
を開いて、メールフォームから送信があった際の返信メールに記載される署名項目を書き換えておくと良いです。

■ システムナビ -> メールプラグイン -> [お問い合わせ] 設定
を開いて、リダイレクトURLの変更。

ユーザー管理

管理権限では全ての項目にアクセスできます。
そのため、運営用のアカウントを追加して、アクセスできる範囲に制限を設けることもできます。
その仕組みも簡単にできるように整ってますよ。

先ずはユーザーを追加してみます。
システムナビ -> ユーザー登録 から、グループを「サイト運営」に設定したユーザーを追加します。
ここから baserCMS 2.0.0 の新機能お試しですよ!wktk!

ユーザー一覧|ユーザー管理|システム設定
追加後、ユーザー一覧を表示させて、スクリーンショットにあるドアのようなアイコンをクリックしてみます。
すると、これだけで追加したユーザーとしてログインする事が可能です。
わざわざログアウトして入り直す事もなく、簡単に運営者視点に切替える事ができますね。

元のユーザーに戻る際は、右上のユーザー名をクリックすると「元のユーザーに戻る」が表示されるのでそちらから。


ここで、この「運営者」にも「テーマ一覧」へのアクセス権限を与えたい、という場面を想定してみます。
システムナビには「テーマ一覧」が表示されてません。

  1. 先ずは管理者権限に戻ります。
  2. それからグローバルメニューになる「テーマ管理」をクリック。
  3. 右上(のちょっと下)にある「制限」をクリック。
  4. アクセス制限設定ウィンドウが開くので、「アクセス」を「可」にして保存。
  5. ユーザー一覧を開き、代理ログイン機能で運営者としてログイン。
  6. システムナビを開いてみると。。。baserCMSコア内に「テーマ管理」が追加されてます。

おわかりいただけただろうか・・・?catface

。。。とまぁ、こんな具合にして簡単に、運営者ユーザーのアクセスできる項目を設定する事ができまする。

サイト運営者|管理者ダッシュボード
で、説明が前後しちゃってすいませんけど、こちらは「サイト運営」グループの権限でアクセスした際のダッシュボード。
アクセスできる範囲が管理者権限と異なっていることがわかりますね。

複数ユーザーで運営していく際には、こうしてアクセス可能な範囲を絞る事で、そのひとに余計な部分を触らせないことや、見やすさの向上を提供できそうです。

あとがき

基本的な設定や項目一覧には、いつでもシステムナビからアクセス可能なので、「よく使う項目」にはもうちょっと細かい単位でのメニューを登録しておくと良さそうです。
ページ単位での編集に行く項目とか。
といっても、あくまで利用のイチ例なので、好みで楽しく使えるように設定するのが一番ですよね。

あ!あと、公開している facebook Likebox プラグインも baserCMS2系に対応しました。
システムナビにも出てくるように作ってま〜す。。。よ丶(・ω・)ノ

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