利用者も随分増えて来てる気がしないでもないzen-cartをcoreserverにお試し投入してみました。
2008.05.16 公開版 ver.2.7
先に言ってしまうと、Ver.1.3.0.2はPHP5に対応してません。。。よね?
(正確には対応させる事は可能)
なので、PHP4が入ってるXREA+ではVer.1.3.0.2が利用出来ますが、PHP5であるcoreserverでは、有志翻訳のVer.1.3.8を利用する事になります。
ちなみにcoreserverに1.3.0.2を導入しようとするとどうなるのか?
以下みたいになります。
インストール準備
コンパネからzen-cartに利用するデータベースを先に作成しておきます。
データベース名を決めてパスワードを決めて、メモ欄に「zenc」とでも入力。
ファイルのDL・UL
JP版公式サイト
■FrontPage - Zen Cart 日本語公式サイト
現在、公式でのVer.1.3.8の日本語化は休止中です。
■1.3.8の日本語化は見送ることになりました ZenCart.JP Blog
必要なファイルをDLしたら、自身の利用するサーバの適度な場所にULします。
インストール(インストーラー付)
zen-cartにはインストーラー付属です。
もちろんマニュアルを読むのは必須ですが、ファイルUL後にindexにアクセスすると、自動的にインストーラーが起動します。
そのままシステム検査に進むと警告で教えてくれるので、以下のディレクトリに在る「dist-configure.php」ファイルをリネームして書込み権限(777)を与えます。
- /admin/includes/configure.php
- /includes/configure.php
次に、パーミッション警告が出ている以下のディレクトリに書込み権限を与えます。
- cache
- images
- includes/languages/japanese/html_includes
- includes/languages/english/html_includes
- media
- pub
- admin/backups
- admin/images/graphs
coreserverはSafemodeで動いてるのでCGIとして動かします。
htaccessファイルに以下の記述。
AddHandler application/x-httpd-php5cgi .php
今度は「Register Globals」で警告が発生します。
php.ini ファイルを作成して、以下の記述を行います。
- register_globals = Off
- safe_mode = Off
この php.ini ファイルをサイトのトップと、adminとzc_install ディレクトリの中に設置します。
インストーラーで先に進めるようになるので、必要事項を埋めつつインストールを終了。
インストール終了後
zc_install ディレクトリをリネームするか削除します。
それから、最初に作成した configure.php ファイルを2箇所とも読取り権限に変更します。
管理画面に入ろうとすると
「Fatal error: Call to a member function Execute() ~」
が発生してログイン出来ません。
configure.php を修正する事でログイン出来るようにはなるみたいです。
コアファイルには手を入れたくないので私の場合は終了。
有志日本語版1.3.8
有志翻訳はこちら。
■有志の方が対応されたZen Cart1.3.7以降の日本語化 - Zen Cart.JP 開発Wiki
ファイルをDLしてUL。
configure.php ファイルを作成してインストーラーの指示に沿って進めて行くと終了。
おまけにゲスト購入拡張付きです。(※zen-cartは会員購入が基本)
むー・・・色んな面で進化してます。
まとめ
早い。動作が早いです。Ver.1.2の頃とは随分違ってると思います。驚きました。
おまけにSafemode下でも動くし、php.iniファイルを置く必要もなく。
共用SSLでも動きそうですが、画像までのパスが絶対URLで指定されている箇所が在るせいか、SSLが有効に働きませんでした。
この辺りはもうちょっと、設定や必要なファイル書き換えについて調べる必要がありそうです。