EC-CUBEをチカッパサーバにインストールしてみる際の予備知識

以前にcoreserverにインストールしてみるてすつを行ってみましたが、今回はチカッパサーバ。

CMSならどれにでも当てはまる事ですが、やはりパーミッションとかsafe modeかどうかとか、そういったサーバの環境でインストールの仕方が左右されます。
で、EC-CUBEの場合もごたぶんにもれず、パーミッション次第で
「不具合だ~!」(違っ!!)「ファイルが生成されません><」(要確認!!)といった状況に陥ります。

良く聞くのはページが生成されない、とかブロックが編集出来ない・編集しても適用されない、とかそんな感じ。
最初は何の予備知識もなくインストールしてみて、それからどこがどう違うのかチェックしてみるのが良いですね。

ファイルの用意とパーミッション

EC-CUBE‐日本発の「ECオープンソース」■EC-CUBE‐日本発の「ECオープンソース」
公式サイトにて配布されてるパッケージを入手します。
解凍すると data と html のふたつのディレクトリが出て来ます。
html はフロント機能(ショッピングサイト)、data は管理系機能のファイルが収められてます。

FFFTPを例にしたパーミッション設定例

FTPクライアントとして有名なFFFTPの画面を例にしてみます。
オプション⇒環境設定⇒転送3 タブ にて設定を行います。
アップするディレクトリには「777」をつけておきましょう。

FFFTPのパーミッション設定例

画像系のファイルには不要かもしれません。
その辺りは状況に応じて判断しましょう。

インストールしてみる

データベースはチカッパのコンパネから作成しておいて下さい。
あと、データベースのバージョン確認。
「5」ならいけますが「4」は対応してません。ムリ。

ファイルをアップしたURLにアクセスするとインストール作業発生。
手順に従って進めて行きます。
インストール後は、installディレクトリは削除かリネームしておきます。

メールの設定を変更※以外と忘れがち

インストール後は、管理画面から入ったパラメータ設定内の「MAIL_BACKEND」をチェックして、「smtp」となってたら「mail」に変更しておきます。
※SMTPでは管理者への購入完了メールが配信されません。

EC-CUBEのTracでは対処法がコミットされてますが、Sendmail仕様に変更しておくと良いでしょう。

あとがき

入れてはみたものの、ブロックやページ編集がうまくいかないとか、ファイルの所有者が「apache」になって何も出来ない、とかありますね。
そんな時は、生成される予定の箇所の上位ディレクトリに対してパーミッション777を与えれば、削除する事が可能になりますので、そうやって乗り越えましょう(「・ω・)「

追記

html\upload の中に、以下のディレクトリも先に作っておくと良いです。

  • csv
  • graph_image
  • mobile_image
  • save_image
  • temp_image
  • temp_template

▲ to Top

トラックバック(0)

▲ to Top