SSL非対応メーラー(EdMax)のSSL化[Gmail編]

  • ※2007/01/31 現在、EdMaxのシェアウェア版ではSSL通信をサポートしてます。
  • ※2007/08/17 EdMaxのフリー版(Ver2.86.1F)でSSL通信サポート開始。

フリーのメーラーとして非常に多機能で人気のあるEdMaxですが、これはSSLに対応してません。

セキュアなメール通信環境を整えるのも重要なので、それを行う為の方法を紹介します。
また、EdMaxをSSLに対応させる事により、G-mailでのPOP、SMTP通信に対応させる事が出来ます。

※SSL(Secure Socket Layer)・・・インターネット上の情報を暗号化するプロトコル。データの盗聴・改ざん、なりすまし等を防ぐ事が出来ます。クレジットカード情報をやり取りする際に必須です。

SSL利用準備

  1. wstunnelを用意する:配布元:何でもSSL! wstunel
  2. wstunnel.exeを起動する

動作設定:動作モード クライアント にチェック

証明要求に応える:チェック不要
検証のレベル 任意(とりあえず中)

プロトコル

IMAP4は使ってないのでチェックを外す(外さなくても良い)

  • SMTP:チェック入れる
  • ホスト名 smtp.gmail.com
  • ローカルのポート 25(10025とかでも可。メーラーの設定と合わせる)
  • ポート 465

POP3:チェック入れる。

  • ホスト名:pop.gmail.com
  • ローカルのポート 110(10110とかでも可。メーラーの設定と合わせる)
  • ポート 995

起動時に自動的に実行する にチェックを入れる。

メーラー(EdMaxを設定する):EdMax Version 2.85.5F

  • アカウント名 任意(例 Gmail)
  • SMTPサーバー名:localhost
  • POP3サーバ名:localhost
  • POP3ユーザー名:Gmailでとったアカウント(hogehoge@gmail.comの「hogehoge」部分)
  • POP3パスワード:Gmailアカウントのパスワード(POP3、ログイン共通)
  • 名前 任意
  • メールアドレス Gmailでとったメールアドレス(hogehoge@gmail.com)

オプション

  • SMTPポート 25(wstunnelまたはstunnelで指定するポート。10025とかでも可)
  • POP3ポート 110(wstunnelまたはstunnelで指定するポート。10110とかでも可)

SMTPサーバーは認証が必要 にチェックを入れる

  • CRMA-MD5で認証 はチェックを入れない(入れると通信不可。Becky!の設定とは異なる)
  • ユーザーID Gmailでとったメールアドレス(hogehoge@gmail.com)
  • パスワード Gmailアカウントのパスワード(POP3、ログインと同じもの)

以上で設定終了。
EdMaxでGmailのPOPとSMTPが使えるようになります。


参考記事:
GmailをEdMaxで使う(SSL非対応メーラーのSSL化) wstunnelを使う

2006/10/20 01:45:10:記事書き直し
2007/01/31 23:05:16:記事書き直し

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