少し前に新しいMovabletypeが発表されました。
ページ分割やテンプレートのキャッシュなど、多くの新しい機能が追加されると同時に、大幅なパフォーマンス改善を施されてます。
■Movable Type 4.2 出荷開始 | MovableType.jp
本体も細分化されていってますが、個人ブログ利用は基本的に無償で扱えるので、これからブログやってみようかな?って考えてる方への窓口も広いです
- Movable Type 4.2 (Open Source)
- Movable Type 4.2 (Professional Pack, Community Pack同梱)
- Movable Type Commercial 4.2 (Professional Pack同梱)
続々とアップグレードの報が届いてますが、このサイトでもアップグレードを施してみました。
RC版で試してたテンプレートのキャッシュ機能と、テンプレートの一覧表示画面がとても気に入ってましたし。
include機能の簡単利用も良いです。
アップグレードは新規に導入のカタチで
今回のアップグレードでは、一度中身をスッキリさせたかった事もあり、MTを別に入れる事にしました。
アップグレード・ガイドでもその方法が書いてあったので推奨なのかな?と。
- DBのバックアップ。ブログのバックアップ。記事のエクスポートなどでバックアップ
- 既存のMTディレクトリをリネーム
- MTを別のディレクトリにUL(以前の同名)
- mt.cgiにアクセスしてDBのアップグレード
- 先ずは中に入って、色んなとこにアクセスしてみる
- 旧MTの中にあるプラグインと、mt-static内のpluginsのファイルを移動
- ※Coreserverのファイル移動ではパーミッションまで引き継いでくれないので利用の際は注意
- エラーが出る
- 悩む
・・・といった感じでした。
ローカルでの試験時でほとんどのプラグイン動作はチェックしていたのですが、たまたましっかり見てなかったEntryRevisionsでエラーが出てました。
いっその事再度全部チェックしてみるか、と移動したプラグインを全部消して、イッコイッコUL作業。
アップ後にアクセスしてエラーが出たらそのせいと判る単純方法。
あとは検索のキャッシュを行ってくれるものも少し怪しかったですが、一旦導入取り止めの『自分ルール分類』に入っていたのでそれは外すだけで。
テンプレート総入れ替え
テンプレートもすごいゴチャゴチャしてきてた事もあって、一旦総入れ替えする事にしました。
システムテンプレート周りで妙な動きも出てたし。
なのでテンプレートの初期化、ですね。
初期化してみると・・・おぉースッキリ!・・・当たり前か。
随分とブログ用のテンプレートは判り易くなってるみたいです。
ただなんか、そこはモジュールのままで良かったのでは・・・とか思ふところも数点見受けられたりして。
でもすっかりテンプレートの見通しが良くなりましたよMT4.2ヾ(´・ω・)ノ゙
初期化しても「検索」テンプレートが以前のものが残ってふたつ発生してる事に軽いめまいを覚えたとしても。
それからダイナミック・パブリッシング(Perl版)の再設定。
アップグレート前に、日付周りのテンプレートで正しい動作が出来なくなってたので、その辺りの再チェックとか。
で、危惧していたのが大当たりでエラー発生。
これは、バックアップしたアーカイブ・テンプレートの方が読み込まれちゃってる事に気付いたので、そのバックアップしてるテンプレートを削除して対応。
例えば、以前に月別アーカイブをダイナミックで利用していて、テンプレートの初期化と同時にこのテンプレートがバックアップされてる場合、それをバックアップからも削除しちゃう、って事で。
他にも続々とそんな事が発生したのでザクザク削除で対応。
・・・何か手順が悪かったのかなー。まぁ出来たからヨシとしつつ(´・ω・)ゞ
そんな風にエラーを潰しつつ、新しいテンプレートに併せた改変をローカルで行いながら作業。
ローカルサーバではXAMPPが活躍。
いずれMT4.2もXSASで動くようにしてやる!!とか思いながら。
せっかく入れ換えたからおまけ機能追加
せっかく新しくしたし、ちょこっとお遊びも入れてみようかな?という事で記事へのランダムジャンプを導入してみる事にしました。
リアルタイム再構築とランダムエントリーを用いてやってみるのも少し考えてみましたが、おまけだし簡単な方法で。
■飯塚真司のCGIライブラリ - 勝手なページへジャンプ
上記よりスクリプトをDLしてアップ。
url.txtファイルをインデックス・テンプレートに登録。内容は以下の簡単なもので。
<MTEntries lastn="0">
<$MTEntryPermalink$></MTEntries>
生成される箇所が、スクリプトと同じ階層になるようにします。
(スクリプトのオプションで別指定も可能)
このサイトでは右上の「サイト内記事へランダムジャンプ!」と書いてある箇所がそれになります。
ボタンみたくした方が良いのかな?
おまけも付いたし終了。
あとがき
ウィジェットにもキャッシュが利用出来たりするので、これも使ってみる事にしました。
外見的には変ってませんが、内部のテンプレート構造は総代わり。
パーツ化してreadfileさせてた部分なども、出来るだけテンプレート・モジュールとキャッシュ機能、それからウィジェットを利用して構成してみる事にしました。
それから、テンプレートのエラー判定が鋭くなってるかな?
プラグインの判定やmtifのエラー判定もしっかりしてくれます。便利ですね(^ω^)
コミュニティ機能等はローカルなどの別で試してみてます。
コミュニティ機能では投稿者のプロフィールを見る機能や記事への投票機能が備わってます。
こちらも面白いMTです。
追記:2008/08/18 07:58:48
アップグレードで、アップグレード以前のカスタムフィールドの内容が一部消えてしまう症状が発覚しましたー(「・ω・)「
まだまだwidget部の動作を見たりキャッシュ機能を確認したり改変継続中です。
わけの判んない表示を行ってる箇所もありますがご容赦下さい。
初めまして!
只今、MTで初めてブログを作っております。
記事へのランダムアクセスに興味があり、試してみようと思いましたが、設置方法がわからなかったので、コメントしました。
お手数ですが、詳しく教えていただけないでしょうか?
>>Takuya さん
はじめまして_(..)_
ランダムアクセスCGIの利用例を解説してみましたのでどうぞ。
http://www.materializing.net/archives/2008/08/29191102.php
ご返信ありがとうございます。
わざわざ解説ページを設けていただきまして、ありがとうございます。
これからトライしてみます!!