年末年始のお休みに入ったばかりの昼下がり、ネットの海にDiveしようかとブラウザを開いたら、Speed Dialに見慣れぬものが登録してあるのです。
■「家庭を支える技術 Advent Calendar 2014」
http://www.adventar.org/calendars/595
ん?私は知らぬぞ?
なになに、エンジニアによる家庭で使えるライフハック集のよう。
面白そうだと、暇つぶしに読んでみました。
調査編
その中で、サブリミナルのように「IRKit」という単語が出てきました。
何だか便利そうな予感のする単語です。気になることが合ったら即ググります。
■ IRKit - Open Source WiFi Connected Infrared Remote Controller
http://getirkit.com/
開発者の方の記事がHitしました。動画も見ました。うむ、よくわからん(・・;
次に、Amazonの商品レビューを見ます。
■ Amazon.co.jp: IRKit - iPhone,iPadを使って外出先からエアコン等の家電を操作できる学習リモコン
http://www.amazon.co.jp/maaash-jp-IRKit
ふむ。どうやら赤外線リモコンの機能を学習させて、iPhoneのアプリから操作出来るそうな。
必要条件は4点。
- 赤外線リモコンを扱う家電がある
- 家にWi-Fiを使える環境がある
- iPhoneやiPadがある
- USBケーブル等、筐体に電源を供給できる
それを我が家に照らしあわせてみると、
▼ 赤外線リモコンを扱う家電がある→Yes.3台ある。
- 居間のNational製エアコン
- 居間の3段階調整付シーリングライト
- 寝室の2段階切替付スポットシーリングライト
- 家にWi-Fiを使える環境がある→Yes.無線Lan完備
- iPhoneやiPadがある→Yes.計3台(iPhone2台、iPad1台)
- USBケーブル等、筐体に電源を供給できる→No.ACアダプタ購入の必要があり
どうやら、我が家でも導入が出来そうです。
そこで、導入した際のメリットを考えてみました。
<思いついたメリット>
・ベットの上から、アプリで家電の電源を操作をできるので、部屋が寒い中リモコンを探しに出なくてすむ。
・ベットの上から、エアコンの電源をOnにして部屋を温めることができる。
・ベットの上に、リモコンが散らばることがない。
全ての操作がベットの上で、完結が出来そうです(∩´∀`)∩ワーイ
これは、冬の寒い日に、心強い味方になりそうです♪
購入編
実際に、我が家の家電が対応可能なものか、iPhoneを複数台導入しても登録できるか、不安もありましたが、見た目も白くて小さくて可愛いので買ってみました!
購入したのは、IRKit本体(7,700円)と、電源供給用のACアダプタ(629円)です。
▼ Amazon.co.jp: IRKit - iPhone,iPadを使って外出先からエアコン等の家電を操作できる学習リモコン: 家電・カメラ
http://www.amazon.co.jp/maaash-jp-IRKit
▼ Amazon.co.jp: グリーンハウス AC-USB MicroB 充電アダプタ ホワイト GH-AC-MBW: パソコン・周辺機器
http://www.amazon.co.jp/AC-USB MicroB
設定編
届いたらAppStoreで「IRKitシンプルリモコン」をDLします。
設定方法はググって、レビューを見ながらその通りにします。
・[レビュー]外出先からスマホで家電を操作できる「IRKit」が素晴らしい!|携帯総合研究所 :
http://mobilelaby.com/blog-entry-6487.html
セットアップは簡単に出来ました。次に、リモコンの赤外線パターンを学習させます。
→赤外線信号のパターンの判別
⇛リモコンの登録と活用法
1. 居間のNational製エアコン
→電源のOnとOffは、同じパターン。
⇛タップでOn、次のタップでOff
2. 居間の3段階調整付シーリングライト
→切替は4段階で同じパターン。100%の明るさ、70%の明るさ、豆球、消灯
⇛タップでOn、次のタップで明るさが落ちていく。Onから3回タップでOff
3. 寝室の2段階切替付スポットシーリングライト
→点灯でOn、消灯でOff、切替は2段階は同じパターン。計3種類。
⇛Onを1つ、Offで1つ、切替で1つタップで変更。
出来た−!ヽ(=´▽`=)ノ
これで、3台分のリモコンを断捨離できます。
これからは、iPhoneやiPadがリモコン代わりです!
アプリ側のボタン登録は、5つになりました。
- エアコンのOnとOff
- 居間のシーリングライトのOnと切替とOff
- 寝室のスポットシーリングライトのOn
- " Off
- " 切替
これは、これで便利なのですが、タップ1回で全ての電源をOffにしたい!
他の2台のiPhoneやiPadに同じ設定をしたいと欲が出てきました。
そこで、複数の信号パターンを1つのボタンで登録可能で、かつ設定をエクスポート出来る、「リモコンNK」をDLしてみました。
設定のエクスポートは上手く出来たのですが、タップ1回で全ての電源をOffにしたいという点は、設定している途中で問題点が2つ出てきました。
1. 居間のシーリングライトは、Onから3回タップをしないと消灯できない。
ただ連続して送信するだけだと、シーリングライト側が上手く反応しない。
2. エアコンと居間のシーリングライトは、同じ信号パターンの為、Offするつもりが、すでにOffの場合は、Onになる。
1の問題は、信号パターンの間に、間隔を空けるディレイを挟むことで解決出来ました。
2の問題は、複数台でリモコン操作をする可能性がある以上、解決出来ませんでした。
IRKitを使ってみて
そこで、我が家では、シンプルリモコンのボタン登録5つで運用したいと思います♪
IRKitの筐体は、居間と寝室の境目に、コンセントにACアダプタを差して、設置しました。
青のライトが眩しいとレビューにありましたが、部屋の死角に置いたので、問題なさそうです。
また、今回は、エアコンの冷暖房切替や温度調整機能は、本当に設定が有効になっているか確認が難しいことと、複数台で同じ操作をした場合に、競合を起こしそうだったので見送りました。
操作に慣れてきたら、マンションのエレベーターに乗っている最中に、部屋のエアコンやライトをOnにしたり、外からでも試してみたいです!
以上、IRKit導入レポでした♪
あとがき
この記事は寄稿です。書いてもらいましたー丶(・ω・)ノ